北区の外壁塗装で使える補助金は?2つの助成と費用相場【2026年最新】

北区で外壁塗装を検討するとき、まず押さえたいのが区独自の助成が2本あるという点です。
住まいの改修と省エネの両面から費用を軽くできる余地があり、東京23区のなかでも活用の幅が広いエリアといえます。
この記事では、北区で使える2つの助成の中身と申請の流れ、費用相場、塗料選び、荒川・隅田川沿いの湿気対策までを整理しました。

東京都の外壁塗装の費用相場は?補助金と地域別の選び方【2026年最新】

北区には、外壁塗装に活用できる助成が住まい改修支援助成と省エネルギー機器等導入助成の2本あります。
前者は外壁塗装そのものが対象工事、後者は遮熱塗料が対象になり得る点が特徴です。
まずは外壁塗装で使える補助金の基本をふまえ、北区の2制度の条件を順に確認します。
住まい改修支援助成(外壁塗装が対象)住まい改修支援助成(2026年度)は、外壁塗装が対象工事として明示されている点が最大の強みです。
対象は税抜10万円以上の工事で、助成率は工事費の20%・上限10万円となっています。
条件は北区内の自己所有かつ自己居住の住宅で、施工は区内の中小事業者に限られます。
過去に本助成を利用していないことも要件で、受付は2026年4月1日から12月28日までです。
予算2,000万円に達した時点で受付終了となるため、早めの動き出しが安全です。
省エネルギー機器等導入助成(遮熱塗料が対象)再生可能エネルギー及び省エネルギー機器等導入助成(2026年度)は、高反射率塗料(遮熱塗料)を対象にしています。
助成額は区外業者の施工で対象経費の50%・上限10万円、区内業者の施工なら60%・上限12万円です。
申請には近赤外線域で日射反射率50%以上が分かるパンフレットと、第三者機関の証明書が必要になります。
申請時期は原則として着工7開庁日以上前で、2027年2月26日までに交付申請を済ませます。
塗布対象が屋根のみか外壁も含むかは公式PDFの記載によるため、外壁が対象部位になるかは事前に北区へ要確認です。
併用可否と制度選択の考え方2つの助成は目的も所管も異なるため、併用や制度選択は事前相談が前提になります。
外壁塗装全体の費用を抑えたいなら住まい改修支援、遮熱塗料で夏の暑さ対策も狙うなら省エネ機器助成が軸です。
なお国のみらいエコ住宅支援や耐震改修の制度は、塗装単独では対象外となる点にも注意してください。
どの制度が有利かは工事内容で変わるため、見積もり段階で業者と区の窓口の両方に確認するのが確実です。
助成申請の流れ(住まい改修支援の例)住まい改修支援助成は、着工前の承認申請と工事後の交付申請の2段階で進みます。
対象工事の確認と業者選定
外壁塗装が助成対象か、税抜10万円以上かを確認し、区内の中小事業者へ見積もりを依頼します。
着工10営業日前までに承認申請
工事契約前の段階で、必要書類をそろえて北区へ承認申請を提出します。
工事前の写真を撮影
施工前の外壁を、工事後と同じアングルで撮影して記録に残します。
着工・完工
承認を受けてから工事を開始し、施工後も同アングルで写真を撮影します。
工事後90日以内に交付申請
完了報告と写真、領収書などを添えて交付申請を行い、助成金を受け取ります。
出典は北区の公式ページです。
申請でつまずきやすいのは書類と写真です。
着工前に次の点をそろえておくとスムーズに進みます。
- 施工業者が北区内の中小事業者にあたるか(住まい改修支援の要件)
- 着工前と工事後を同じアングルで撮影する準備ができているか
- 遮熱塗料の場合、日射反射率50%以上が分かるパンフレットと第三者機関の証明書があるか
- 過去に住まい改修支援助成を利用していないか
- 受付期間内で、予算残額があるか(住まい改修支援は予算2,000万円到達で終了)
制度は年度で内容が変わるため、最新情報は北区の公式ページで必ずご確認ください。
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北区の外壁塗装は、30坪の戸建てで外壁のみ・足場込み約60万〜140万円が費用の目安です。
屋根を同時に塗る場合は、足場を共用できるぶん割安になり、追加20万〜30万円ほどが目安になります。
金額は塗料のグレードや劣化状況で動くため、外壁塗装の費用相場の詳しい解説もあわせてご覧ください。
坪数別の費用相場次の表は、複数の一括見積もりサービスが公表する相場をもとにおうちナビが算出した目安です。
| 延床坪数 | シリコン | フッ素 | 無機 |
|---|---|---|---|
| 20坪 | 約61万円 | 約77万円 | 約92万円 |
| 30坪 | 約92万円 | 約116万円 | 約138万円 |
| 40坪 | 約123万円 | 約155万円 | 約184万円 |
| 50坪 | 約153万円 | 約193万円 | 約230万円 |
※ 外壁のみ・足場代を含む概算です。おうちナビ調べ(各社公表相場をもとに算出)。
北区は住宅と道路が近接する区画も多く、足場の組みやすさで費用が上下しやすい点も覚えておきたいところです。
塗料グレード別の単価と耐用年数外壁塗装の費用は、どの塗料を選ぶかで大きく変わります。
| 塗料グレード | ㎡単価の目安 | 耐用年数の目安 |
|---|---|---|
| シリコン | 約2,300〜3,500円 | 約10〜13年 |
| ラジカル | 約2,700〜3,800円 | 約12〜15年 |
| フッ素 | 約3,800〜4,800円 | 約15〜18年 |
| 無機 | 約4,500〜5,500円 | 約18〜22年 |
※ 外壁のみ・足場代を含む概算です。おうちナビ調べ(各社公表相場をもとに算出/2026年7月時点)。
単価が高い塗料ほど耐用年数が長く、塗り替えの回数を減らせるぶん長期の総額を抑えやすくなります。
10年前後で住み替えを予定するならシリコン、長く住むなら無機やフッ素と、居住計画に合わせた選択が現実的です。
なお、赤羽や東十条など駅近の住宅密集地では、隣家との距離が近く足場や飛散防止シートに手間がかかります。
こうした立地では現地調査を丁寧に行う業者ほど、見積もりの精度が高くなる傾向があります。
外壁塗装に使う塗料の種類と選び方
外壁塗料は、価格と耐久性のバランスでシリコン・ラジカル・フッ素・無機から選ぶのが基本です。
これに加えて、夏の暑さ対策として遮熱塗料という選択肢もあります。
各塗料の違いはシリコン・フッ素・無機塗料の違いで詳しく解説しています。
標準グレードのシリコンとラジカルシリコンは費用と耐久性のバランスがよく、戸建て外壁塗装の標準として選ばれています。
ラジカルは劣化の原因物質を抑える技術を採り入れた塗料で、シリコンよりやや長い耐用年数が期待できます。
予算を抑えつつ持ちも意識したい場合は、この2種が現実的な候補になります。
高耐久のフッ素と無機フッ素と無機は初期費用こそ高いものの、15〜22年ほどの長い耐用年数が魅力です。
塗り替え回数を減らせるため、長く住む家では足場代を含む長期の総額を抑えやすくなります。
3階建てや足場設置に手間がかかる住宅ほど、高耐久塗料の費用対効果は高まる傾向にあります。
遮熱塗料の費用対効果遮熱塗料は日射を反射して外壁や屋根の表面温度を下げる塗料です。
表面温度が下がると室内に伝わる熱が減り、夏の室温上昇と冷房負荷をやわらげる効果が期待できます。
北区では、日射反射率50%以上などの条件を満たせば省エネルギー機器等導入助成の対象になり得る点も見逃せません。
塗装費用は上がるものの、助成と光熱費の軽減を合わせて考えると、選ぶ価値のある塗料といえます。
北区の外壁塗装を無料で相見積もり 荒川・隅田川沿いの低地に多い湿気とカビ・藻対策北区は荒川と隅田川に挟まれ、志茂・岩淵・赤羽など川沿いの低地を抱えるエリアです。
河川に近い低地は湿気がこもりやすく、外壁にカビや藻が出やすい傾向があります。
ここでは、一般的な傾向をふまえた塗料と工事の対策を整理します。
低地・河川沿いで起こりやすい塗膜の劣化湿気が多い環境では、外壁の北面や日当たりの悪い面にカビ・藻・緑色の汚れが出やすくなります。
水分が塗膜の内側にとどまると、塗膜のふくれやはがれなど劣化を早める一因にもなります。
川沿いの低地に住む場合は、こうした症状を前提に塗料を選ぶと安心です。
透湿性・防カビ防藻塗料で湿気に備える湿気対策では、内部の水分を外へ逃がす透湿性のある塗料が有効です。
あわせて防カビ・防藻の機能を持つ塗料を選ぶと、カビや藻の再発を抑えやすくなります。
下地の乾燥を十分にとってから塗る、洗浄を丁寧に行うといった施工面の配慮も欠かせません。
外壁塗装の塗り替えは、築7〜10年が点検と検討の一つの目安になります。
劣化のサインは日常の観察で気づけるものが多く、早めの対応が余計な補修費を防ぎます。
ここでは代表的な劣化症状と、放置したときのリスクを整理します。
見逃したくない劣化のサインチョーキング(手に白い粉が付く)・ひび割れ・色あせ・コーキングの劣化は塗り替えのサインです。
川沿いの湿気が多い北区では、これにカビや藻の付着が加わることもあります。
複数のサインが重なって見られる場合は、点検を早めに検討したいタイミングです。
劣化を放置したときのリスクサインを放置すると塗膜の防水機能が落ち、雨水が下地やモルタルへ侵入しやすくなります。
下地まで傷むと塗装だけでは直せず、補修工事が加わって費用がかさむこともあります。
結果として塗り替え時期を逃さないことが、長い目で見た費用の節約につながります。
助成を使う予定があるなら、劣化が進みきる前の早い段階で点検を受けておくと、申請の準備にも余裕が生まれます。
失敗しない業者選びと相見積もり北区で助成を活用するなら、区内の中小事業者かどうかが業者選びの重要な条件になります。
助成の区内業者要件を満たしつつ、価格と品質のバランスがよい業者を見極めることが大切です。
選び方の全体像は失敗しない業者の選び方もあわせてご覧ください。
区内業者要件をふまえた相見積もり住まい改修支援は区内の中小事業者、省エネ機器助成は区内業者で助成率が上がる仕組みです。
そのため区内の業者を中心に3社以上の相見積もりを取ると、助成と価格の両面で比較しやすくなります。
同じ坪数・同じ塗料など条件をそろえて依頼すると、各社の違いがはっきり見えてきます。
見積書で必ず確認したい項目「塗装一式」とだけ書かれた見積書は工程があいまいで、比較の判断材料になりません。
塗料名・㎡単価・3回塗りの記載がそろっているかを必ず確認してください。
相場より極端に安い見積もりには、洗浄や下塗りの省略、塗料の水増しが隠れることもあります。
保証とアフター対応を確認する価格や実績に加えて、工事後の保証とアフター対応も見落とせないポイントです。
塗膜のはがれなどに備えた保証年数や、定期点検の有無を契約前に書面で確認しましょう。
自社施工の地元業者は、トラブル時に素早く動いてもらいやすい傾向があります。
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北区の外壁塗装について、読者からよく寄せられる質問をまとめました。
助成や費用、塗料選びなど、北区で気になりやすい点を中心にお答えします。
個別の状況で答えが変わる場合もあるため、最終的には見積もり時に業者や区の窓口へ確認することをおすすめします。
北区には外壁塗装に使える助成が2本あります。住まい改修支援助成は外壁塗装が対象工事で助成率20%・上限10万円、省エネルギー機器等導入助成は遮熱塗料が対象で区内業者なら60%・上限12万円です。
どちらも着工前の申請が必須で、予算や受付期限があるため早めの確認が欠かせません。
最新情報は北区の公式ページでご確認ください。
併用の可否は工事内容や所管によって変わるため、事前相談が前提です。[/b]外壁塗装全体の費用を抑えるなら住まい改修支援、遮熱塗料で暑さ対策も狙うなら省エネ機器助成が軸になります。
どちらが有利かは見積もり段階で業者と区の窓口の両方に確認すると確実です。
省エネ機器助成は高反射率塗料が対象ですが、塗布対象が屋根のみか外壁も含むかは公式PDFの記載によるため断定できません。近赤外線域で日射反射率50%以上が分かるパンフレットと第三者機関の証明書も必要です。
外壁が対象部位になるかは、申請前に北区へ直接確認してください。
河川沿いの低地は湿気がこもりやすく、カビや藻が出やすい傾向があります。透湿性のある塗料や防カビ防藻塗料を選ぶと、湿気による劣化や再発を抑えやすくなります。
下地を十分に乾かし、洗浄を丁寧に行う施工面の配慮もあわせて業者に相談しましょう。
30坪程度の戸建てで、天候にもよりますが約2週間が目安です。[/b]足場設置から高圧洗浄、下地補修、3回塗り、点検まで順番に進めます。
助成を使う場合は着工前の承認申請の期間も見込んで、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。
北区の外壁塗装は、30坪で外壁のみ・足場込み約60万〜140万円が目安です。
最大の特徴は、住まい改修支援助成と省エネルギー機器等導入助成の2本を活用できる点にあります。
外壁塗装そのものを対象にする助成と、遮熱塗料を対象にする助成をうまく使い分けたいところです。
どちらも着工前の申請が必須で、区内業者要件や予算上限があるため、早めに区の窓口へ確認しましょう。
まずは区内の業者を中心に3社以上の相見積もりを取り、助成と価格の両面から比較することをおすすめします。
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